全国高校柔道選手権大分県大会 無差別級で村田大起が優勝、男女5階級の優勝者が全国切符つかむ
2021/01/26
- 春の全国大会
女子の無差別級は堺田莉央(大分西2年)が優勝を手にした。切れ味鋭い内股や大内刈りで仕留めたいところであったが、研究されていた。本来70㌔級の堺田にとって対戦相手は階級が上の選手がほとんど。「大会前に自分より大きい人との段取りを増やし、足技や背負いを練習して感覚をつかんだ」と堺田。
明石愛(高田2年)との決勝は延長23秒、相手が仕掛けてきたタイミングですかさず懐に入り背負いで技ありを奪い、勝負あり。「勝ちたい気持ちが強かった。昨年も優勝したけど、全国大会が中止になる辛い思いをした。今度こそは全国の舞台で柔道ができる」と、喜びもつかの間、すぐに表情を引き締める。全国高校選手権大会でも自分の体重を上回る相手と対戦する。「今日以上に大きな相手と対戦する。体力をつけて、頭が下がる癖を直し、正しい姿勢で組めるようにしたい」
無差別級で優勝した堺田莉央
各階級の優勝者
【男子】
60㌔級 南太陽(柳ケ浦2年)
66㌔級 中西洋貴(鶴崎工業1年)
73㌔級 小仲周太郎(国東2年)
81㌔級 上津原寿輝哉(高田2年)
無差別級 村田大起(杵築2年)
【女子】
48㌔級 原田瑞希(柳ケ浦2年)
52㌔級 永田彩乃(柳ケ浦2年)
57㌔級 中村綺花(柳ケ浦1年)
63㌔級 二宮冴羽(大分西2年)
無差別級 堺田莉央(大分西2年)
(柚野真也)