冬の高校スポーツ全国大会 バレーボール 大分南、東九州龍谷が挑む熱き戦い 【大分県】

2024/12/19
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 来年5日に開幕する全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)。県代表として男子は大分南、女子は東九州龍谷(東龍)が出場する。大分南は初戦で徳島科学技術、第4シードの東龍は、大会2日目に国学院栃木と岩美(鳥取)の勝者と対戦することが決まり、チームの士気はさらに高まっている。

 

 大分南は県予選決勝で大分工業をストレートで下し、2年連続4回目の優勝を飾った。中学時代から県選抜として全国大会を経験した選手が中心のチームは、6人のレギュラー中4人が身長180cmを超えるという屈指の高さを誇る。さらに、力強いスパイクが持ち味で、まさに「高さ」と「パワー」を兼ね備えたチームだ。

 

 チームの主軸は3年生トリオ。エース・水田凰雅は全国でもトップクラスの最高到達点340cmを誇り、そのスパイクは相手のブロックをも打ち砕く破壊力がある。水田の活躍について柿原茂徳監督は「頼りになる存在だ」と信頼を寄せる。また、パワフルな攻撃が持ち味の上野樹希、正確なトスで攻撃のリズムをつくるキャプテン渡辺豊志がチームを支え、3年生が見事にチームを引っ張っている。

 

 柿原監督は日々の練習で「1日1日、1時間、1分を大切に」と語り、細部に宿る勝利への意識を選手たちに説く。その言葉通り、練習は徹底して緻密で正確なプレーを追求し、日に日にチームの緊張感は高まっている。

 大会前にはOBたちが駆けつけ、紅白戦を兼ねた激励会が行われる予定だ。大分南は「ベスト8進出」を目標に掲げ、最高の状態で全国の強豪たちに挑もうとしている。

 

3年生を中心にチームの雰囲気を盛り上げる大分南

 

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