冬の高校スポーツ全国大会 駅伝女子 成長の軌跡を都大路で示す大分東明 【大分県】

2024/12/15
  • 新着
  • 冬の全国大会

 女子駅伝の大分東明は、けが人を抱えながらも全国高校駅伝(都大路)の県予選を乗り越え、ようやくフルメンバーがそろいつつある。選手たちの士気が高まる中、藤井裕也監督は選手たちにこう語りかける。「自分のために走ることが、結果的にチームのためになる」。この一言には、選手それぞれが自立し、自分の役割を果たすことの大切さが込められている。藤井監督は選手に自主性を求め、自分で日々のコンディション調整を行うよう促している。

 

 とはいえ、練習中はアドバイスを送るなど細やかに選手に目を配る。監督として選手に寄り添い、「スポーツ選手としての本質を見失うな」と繰り返し伝える。礼儀作法や学校生活の基本を守ること。それは競技者としてだけではなく、高校生としてのあるべき姿だと説く。小さな行動をごまかしなく日々積み重ねることが、やがて大きな成果に繋がるのだと、藤井監督は熱心に語る。

 

県予選では少数精鋭で都大路の切符をつかんだ

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ