冬の高校スポーツ全国大会 ホッケー女子 堅守速攻で4強を狙う玖珠美山 【大分県】
2024/12/04
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九州高校新人大会では得点力不足が課題となったホッケー女子の玖珠美山。優勝候補と目され、準決勝では優位に試合を進めながらスコアレスドローとなり、サッカーのPK戦にあたるシュートアウトで敗戦。3位決定戦では玄界(福岡)に5-0と圧倒して、全国高校選抜大会の出場権を手にした。
大会後はOGが中心の社会人チームと練習試合を繰り返し、「攻撃のバリエーションを落とし込んだ」と高橋伸介監督。攻撃の回数を増やし、ゴール前に人数をかける形を構成した。ただ、無失点に抑えて、1-0で勝つスタイルは変わらない。加木みゆな(3年)を中心とした堅守がチームの生命線となる。今夏の全国高校総体に疲労骨折で出場できなかった加木の穴は大きく、1回戦敗退。加木は見守ることしかできなかった悔しさを全国選抜にぶつける。「高校最後の大会。勝ちたい思いは強い。無失点で抑え、守備から攻撃の切り替えを速くしてゴール前の決定力を上げれば目標のベスト4は狙える」と語る。
守備の要となる加木みゆな