冬の高校スポーツ全国大会 バスケットボール女子 高校日本一のチームへの挑戦を目指し明豊の戦いが始まる 【大分県】
2024/11/23
- 冬の全国大会
昨年から先発メンバーを固定し、2年間の積み上げが形となった。この1年間は県内の公式戦では無敗、集大成となる全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)に2年連続4回目の出場を決めた。チームを率いて14年、杉山真裕実監督は「これまでも強いチームになり、素晴らしい選手もいたが、今年は層が厚くバランスのいいチームになった」と期待を込める。
キャプテンの末永瑠奈(3年)を軸に先発メンバーを変えなかった理由は、「変化」より「成熟」を選んだからだ。マンネリ化やチーム内競争が弱まる危険性もあったが、「メンバーを変える選択は全くなかった。チームが熟成することで1、2年生が途中から試合に出るチャンスを与えられた」と杉山監督。もちろんベンチメンバーの3年生への期待も大きく、「スターターでもサブでも、それぞれの役割が分かっているのが3年生」と信頼を寄せる。
県内負けなしでウインターカップ出場権を手にした