全国高校サッカー大会県予選 大分鶴崎と大分が決勝進出 【大分県】
2024/11/13
- 冬の全国大会
全国高校サッカー大会県予選は9日、レゾナックサッカー・ラグビー場で準決勝2試合があり、決勝は大分鶴崎と大分の顔合わせに決まった。大分鶴崎は14年ぶり7回目、大分は2年ぶり13回目の優勝を目指し、17日午後0時5分からレゾナックドーム大分で対戦する。
準決勝
大分鶴崎1-0柳ケ浦
大分鶴崎は第1シードの柳ケ浦を相手に自分たちのスタイルを貫き、1-0で勝利した。首藤謙二監督は「長いボールを前線に蹴ってくるので、最初の競り合いに負けず、セカンドボールを拾う意識を高めた」と狙いを明かす。ボールを奪うとパスコースと角度をうまくつくりながらボールを保持し、積極的にシュートを狙った。
前半をもくろみ通りに進め、後半も「やることは変わらないが、より長所を出した」(首藤監督)。スピードを持ち味とする選手を配置したサイドにボールを動かし、そこを起点に攻めた。52分に右サイドの三浦大雅(3年)がドリブルを仕掛け、ペナルティーを取らないでパスをつなぎ、最後は高野将大(2年)が右足を振り抜き先制した。
リードしてから押し込まれる展開が続いたが焦ることはなかった。GK大倉公亮(同)を中心に組織的な守備に粘りをミックスさせ、スタイルを押し出す相手を退け、4試合連続無失点で試合を終わらせた。
第1シードに勝利し、決勝進出を決めた大分鶴崎