グッドルーザー(5) サッカー 大分 美しく散ったパスサッカー 【大分県】

2023/11/24
  • 冬の全国大会

第102回全国高校サッカー選手権大会大分県大会

11月19日 レゾナックドーム大分

決勝

大分1-2柳ケ浦

 

 新チームになってから、県内主要大会のタイトルを手にしてない大分にとって、全国高校サッカー選手権県大会は最後のチャンスだった。今年は県内で唯一、高円宮杯プリンスリーグ九州(2部)に参戦。レベルの高い九州の強豪校とのリーグ戦を戦った経験を集大成としたかったが、決勝で柳ケ浦に敗れた。

 

 試合は常に相手に先手を許す苦しい展開だったが、自分たちのパスサッカーを貫いた。中盤で小気味よくボールを回し、大分のストロングポイントであるサイドに展開して打開した。前半17分に先制点を許したが、小野正和監督が「狙い通りの形をつくった」と話すように、その5分後の同点ゴールは、左サイドの吉賀駿斗(3年)が持ち運んだパスを重田啓佑(同)が流し込む、得意の形から生まれた。

 

相手のマークが厳しかった中村勇太

 

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