ウインターカップ県予選特集 バスケットボール女子(4) 戦い方が明確になった中津北に迷いなし 【大分県】

2023/10/16
  • 冬の全国大会

 高校バスケットボールの集大成の舞台である全国高校選手権大会(ウインターカップ)の季節がやってきた。出場権を懸けて戦う県予選は今月22日に始まる。ここでは実力が拮抗(きっこう)する女子のシード4校の力関係の現在地を探る。第4回は攻守の戦術が明確になり、王座奪回を目指す中津北だ。

 

【チームパラメーター】

オフェンス 8

ディフェンス 7

リバウンド 6

シュート 7

3点シュート 9

高さ 6

 

 6月の県高校総体後、1、2年生が主導権をとって練習してきたのは、自覚を持たせるためでもあった。3年生はそれぞれ進路に向き合い、大方の道筋が決まった9月に復帰すると、チームは3年生主体のチームに戻った。大津留礎監督は、「毎年のことだが、3年生が戻ると、下級生はどうしても頼ってしまう。もっと主張してほしいが仕方ない」と苦笑い。

 

 ウインターカップは3年生にとって最後の大会。思い入れの強さは、これまでの大会とは別物だ。キャプテンの都甲結菜(3年)は「入学したときからウインターカップでベスト8に入ることを目標としてきた」と強い思いを口にする。3年生に引っ張られるようにチームに一体感が生まれ、大会に向けて熱を帯びている。

 

基礎練習から手を抜くことはない

 

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