全国高校サッカー選手権県予選前企画(2) 中津東 全国を知り、強度を高める【大分県】

2023/09/21
  • 冬の全国大会

 少しずつ成果が表れ、試合では失点の減少につながっている。首藤啓文監督は「強度が上がったことで、守備だけでなく、攻撃の形もスムーズになった。心の強さも増した」と選手の変化、チームの一体感を感じている。

 

 けが人が多いのは懸念材料であるが、今のチームはそれさえもプラスに捉えている。菅川は「これまで試合に出ていない選手はチャンスだし、経験を積める。試合に出ていた選手は危機感を感じている」と話す。首藤監督は「今、試合に出ている選手と復帰組がうまく融合すれば、チームの底上げにつながる。トーナメントを勝ち上がるためには必要なこと」と充実感を漂わせる。夏、冬の全国大会連続出場に向けて、これまでにないほどチームの士気は高まっている。

 

「チーム全体の、サッカーへの意識が高まった」と語った菅川青空

 

 

(柚野真也)

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