全国大会冬の陣(4) サッカー女子 穴がなくバランスの良い柳ケ浦、大番狂わせを狙う 【大分県】

2022/12/11
  • 冬の全国大会

 昨年の全日本高校女子サッカー選手権大会(全日本選手権)後に新チームを立ち上げたときは、「全体のレベルが低く、どうなることかと頭を悩ませた」と林和志監督。ただ、気持ちの強い選手が多く、「個人の能力は高くはないが、みんなで力を合わせて強くなろう」とチーム一丸となってからは成長が加速した。

 

 今夏の全国高校総体の出場は逃したが、全日本選手権の九州予選では強豪校を次々と退けた。チームの大黒柱である松木葵(3年)をけがで欠いた準決勝で東海大福岡に勝利し、決勝は神村学園(鹿児島)に敗れはしたが互角の勝負を演じた。いつも辛口評価の林監督が「初めて試合を見ていて楽しいと思った。3年生を中心にチームがまとまり、弱点の穴がなく、攻守バランスのいいチームになった」と目を細めた。

 

今年のチームは穴がなく、選手層が厚い

 

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