全国大会冬の陣(3) バスケットボール女子 磨き上げたパススタイルで高さに対抗、まずは初戦突破を目指す大分 【大分県】

2022/12/09
  • 冬の全国大会

 対戦相手が決まり、練習でも具体的な指示が飛ぶ。「そこでボールを持たせたらダメだ」。「高さで負けるんだからパスで揺さぶろう」。全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)に2年連続2回目の出場となる女子の大分。楠本哲二監督は「相手は留学生がいるし、他の選手も背が高い。ゴール下の勝負では負けるが、トランジションの速い試合をして、ハイスコアの打ち合いに持ち込みたい」と試合プランを明かした。

 

 県内には絶対的な高さを持つ留学生を擁するチームがいない。ウインターカップ県予選とは異なる戦い方が強いられるが、これまで取り組んできた守備にアレンジを加え、ゴール下から遠ざけるスタイルを構築する。攻撃ではリバウンドで劣勢になることは明白で2次攻撃、3次攻撃の可能性は少ない。司令塔の梶西未知(3年)は「攻撃のチャンスは1回しかないと思っている。速攻を多めにして、スピードで勝負して3点シュートを決めたい」と話す。

 

対戦相手が決まり、監督から具体的な指示が飛ぶ

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