冬の全国大会特集 バレーボール女子 2年ぶりの日本一に熱量が高まる東九州龍谷
2021/12/30
- 冬の全国大会
日本一奪還のポイント
・熱量を持つ
・試合状況に応じた判断
・高速コンビバレーの復活
最高で金、最低でも金―。今年も東九州龍谷(東龍)は全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)で日本一を目指す。キャプテンの佐村真唯(3年)は「春の高校バレーに向けて気持ちが高まっている。チーム一丸となって東龍らしい全員バレーで勝ちたい」と、2年ぶりの頂点を高校バレーの集大成と位置づける。
絶対的なエースはいないが、佐村の他、折立湖雪や新改星南、新改栞南ら3年生は、1年生の時に日本一を経験しており、春の高校バレーの戦い方を知っている。「独特の緊張感があるが、自分たちのバレーを信じて、チームのために与えられた役割を発揮する。最高の熱量を持ったチームが勝つ」(佐村)。7度の優勝を誇る名門は、目の前の試合に集中して、一戦必勝で頂上まで駆け上がる覚悟だ。
東龍バレーで日本一になると語った佐村真唯