冬の全国大会特集 サッカー女子 原点回帰の柳ケ浦、全国で完全燃焼
2021/12/07
- 冬の全国大会
優勝のためのポイント
・攻守の切り替えの速さ
・サイド攻撃
・セットプレー
地元開催となった11月の九州高校女子サッカー選手権大会。「想像以上にプレッシャーが大きかった。負けられない試合だった」と林和志監督。柳ケ浦は4強入りし、全日本高校女子サッカー選手権大会(全日本選手権)の出場権を得たが、林監督は「4枠に入り私自身がホッとし、その気持ちがチームに伝染したのかもしれない」と準決勝、3位決定戦で連敗したことを悔やむ。
今年のチームは昨年の全日本選手権を経験した選手が主力となった。個々の技術が高く、これまでの柳ケ浦のスタイルである「縦に速いサッカー」ではなく、ボールを保持して、相手を崩して得点を狙う新たなスタイルに挑戦した。しかし、県内では機能しても九州や全国の強豪校には通用しない試合が続いた。ボールは動くが、ゴールは遠い。キャプテンの川添ゆず(3年)は「矢印がゴールに向かっていなかった」と反省する。九州大会では最低限の結果を得たが、不完全燃焼に終わった。
原点回帰した柳ケ浦