ウインターカップ県予選特集 バスケットボール(4)男子 大分舞鶴 メンバーを見直し万全を期す

2021/10/23
  • 冬の全国大会

 大詰めを迎える全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)の県予選。 30日から始まる2次予選を前に、ここでは男女の優勝候補2校と今大会の注目選手を紹介する。第4回は男子の大分舞鶴だ。

 

 2月の県高校新人大会では準優勝、6月の県高校総体で3位。あと一歩で全国への道を阻まれている大分舞鶴。進学校であることから県高校総体を最後に引退する3年生もいるため、今大会はメンバー構成を見直し、新たなチームとなった。ウインターカップを目指すと決断したキャプテンの加藤智也を筆頭に、長身センターの宮本英駆、得点力のある高橋尚太郎など3年生が軸となるが、スピードや高さのある1、2年生を加えて万全の体制が整った。

 

 優勝を目指す上でいや応なしに意識してしまうのが、身長200センチを超す留学生を擁する高校の高さだ。池田剛監督は「そればかりに気を取られすぎて、いらない失点やミスもあった」と、これまでの試合を振り返る。自分たちらしいバスケットボールを表現するためには何が必要かを選手たちに問いながら、着実に力を付けてきた。「対外試合ができなかったから、どこまで通用するかははっきりしていないが、選手たちの努力は確実に成長につながっている」(池田監督)。

 

大会に向けて舞鶴らしいバスケを目指した

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ