ウインターカップ県予選特集 バスケットボール(1)女子 明豊 全国を経験して一回り成長

2021/10/19
  • 冬の全国大会

 全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)への出場権を懸けた戦いが大詰めを迎える。 30日から始まる県2次予選には、1次予選から勝ち上がった4校がシード4校に挑み、その勝者が準々決勝から出場するスーパーシード4校と激突するトーナメント戦。ここでは男女の優勝候補2校と今大会の注目選手を紹介する。第1回は女子の明豊は、今夏の全国高校総体(インターハイ)に12年ぶりに出場。2015年以来の、3度目のウインターカップ出場を目指す。

 

 6月の県高校総体で優勝し、とびきりの笑顔とうれし涙で喜びを爆発させた明豊。インターハイで1勝を挙げ、杉山真裕実監督は「全国を経験したことで(ベンチからの)指示の意図をつかみ、体現できるようになってきた」と、一回り成長した選手を見守る。次に目指すのはもちろん、今年2度目の全国大会出場だ。

 

 明豊の強みの一つがフィジカルの強さだ。専属トレーナーの指導で体づくりを徹底してきた。「選手が試合に集中できるよう、体力づくりやケアも練習のうち」(杉山監督)と8年前から取り入れている。監督、アシスタントコーチ、トレーナーの3人体制で心身ともにバランスのとれた選手育成に力を入れてきた成果は、全員で攻める明豊のプレースタイルにつながっている。

 

守備強化を図った明豊

 

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