春の高校バレー県予選企画 女子(3) ライバルはこの選手です
2021/10/14
- 冬の全国大会
高校バレーボールの集大成の舞台である「春の高校バレー」の季節がやってきた。今月30日から県予選がスタートし、全国への出場権を懸けた熱い戦いが続く。今回は注目選手とそのライバルを紹介する。
ミドルブロッカー 嵯峨暖菜(大分商業3年)
2003年4月23日生まれ、169cm、稙田南中学校出身
1年生の頃からコートに立ち、一つずつ成長の階段を確実に歩んだ自負がある。1年目は速攻が要因で、「トスが上がらない悔しさを感じた」。2年目はエースとなり、「フェイントを覚えた」。3年目はパワーが備わり、「ブロックアウトで点が取れるようになった」。最後の大会に向けて、「最高の状態。大商のエースとして誰よりも点を取る」と心身ともに充実感を口にする。「同じ相手(東九州龍谷)に3年間負けるわけにはいかない」
気になる選手は?
佐村真唯&折立湖雪(東九州龍谷3年)
1年生の頃に日本一を経験し、全国の舞台を踏んでいる。二人とも3年生になってエースとしての自覚が強く、チームを引っ張っていこうとする覚悟を感じる。ただ、“大分のエース”は譲れないし、今度こそ私たちが春高に行く。絶対に負けたくない。