春の高校バレー男子県予選特集④ 別府鶴見丘、高さとパワーで真っ向勝負

2020/10/30
  • 冬の全国大会

 全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)の男子県予選は、先行して行われた女子に続き明日31日から始まる。第4回は王者奪還を狙う別府鶴見丘。

 

 今年のチームも個々のポテンシャルは高い。身長186㌢、最高到達点335㌢、県内トップクラスの高さとパワーを誇るアウトサイドヒッターの安部竜乃介(2年)を筆頭に、攻守で活躍するミドルブロッカーの岩野冬雅(3年)など粒ぞろいの選手たちだ。

 

 唯一の懸念材料は経験値不足だ。今春卒業した3年生がレギュラーとして活躍していた期間が長かったため、1年生はもちろん、2、3年生も試合経験が少ない。新メンバーで新しい体制を…という矢先の新型コロナウイルスによる部活動自粛の影響も大きかった。

 

 しかし、舞裕太監督は今回の自粛を前向きに捉えている。「バレーができることのありがたみを知ったはず。選手たちには“明日何もかも失ってもいいくらい今日打ち込め”と常々話している」。その言葉は選手たちを奮い立たせ、自粛後は集中力が格段に増したという。

 

集中力のある練習を続ける別府鶴見丘

 

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