春の高校バレー男子県予選特集② プライドと自信を持ち、頂点目指す鶴崎工業

2020/10/27
  • 冬の全国大会

 小関監督は大会1カ月前から、県高校新人大会のスコアを張り出し、好調時の良いイメージをたたき込んだ。「プライドは最後の自信になる」と説き、県2位の自信を背負わせた。鶴崎工業には、小、中学時代に全国大会に出場した選手や県選抜に選出された選手は少ない。それでも高校で成長し、頂点が見える位置にはい上がった。佐藤は「出場するからには優勝を狙いたい」と語り、浜田は「勝つためにできることをするだけ」と高校最後の大会に向けて気を引き締めた。

 

 これまでの大会を振り返ると、試合の入りが悪く、尻上がりに調子を上げているが、「これまでのようにはいかない。どれだけ序盤にポイントを取れるかがカギになる。どこも力があるので、常にリードした状態で試合を進めプレッシャーをかけたい」と小関監督。奇襲はないが、先制パンチを浴びせる力はある。先行逃げ切りの必勝パターンで、一気に優勝を勝ち取る覚悟だ。

 

 

頂点を目指す鶴崎工業

 

 

(柚野真也)

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