男子全国高校駅伝 大分東明、県新記録で6位入賞

2019/12/25
  • 冬の全国大会

男子第70回全国高校駅伝競争大会 

大分東明6位、2時間2分52秒

 

 全国高校駅伝が22日、京都市のたけびしスタジアム京都発着コースで行われた。第70回の男子(7区間、42.195㌔)で大分東明は、目標の表彰台(3位以内)に届かなかったが、県高校記録を2分近く更新する2時間2分52秒で6位入賞した。

 

 3年連続出走となった遠入剛(3年)が流れをつくった。各校のエースがそろう“花の1区”で、「みんなの思いを背負って走った」。ハイペースでスタートしたレース展開のなか集団から離れず、力走した。「ラスト1㌔でペースを上げたが、思うように伸びなかった」と悔しがったが、11位でつないだ。

 

 この時点で井上浩監督は、「高速レースになることは想定していた。こういう展開では、速さではなく、強さ、たくましさが必要。適材適所に配置し、それぞれが持ち場でしっかり役割を果たしてくれると思った」という。2区の青木森(3年)と5区の小山晴空(2年)は県予選ではメンバーから外れたが、大会1カ月前から急激に調子を上げ、秘密兵器として抜てきした。2人は気負うことなく、自分の走りに徹し、後続につないだ。

 

エースの走りをみせた遠入剛

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