全国高校バスケ選手権県予選 女子②4強への刺客となる情報科学
2019/10/20
- 冬の全国大会
基本スタイル
攻撃的守備からのファストブレイク
準々決勝から登場するスーパーシード4校の壁を破るとしたら情報科学かもしれない。そう思わせるほどチーム力は高く、勢いもある。選手も手応えを感じているからこそ、3年生は6月の県高校総体で敗戦した直後のミーティングで「もう一度挑戦したい!」と決意表明し、全員が現役続行を選んだ。高校3年間の集大成として「全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)」の県2次予選に並々ならぬ強い思いを持って挑む。
今大会でも4強の壁となるのが県高校総体で敗れた藤蔭となりそうだが、監督も選手もその先を見据えている。「県総体でウチに勝った藤蔭が決勝リーグで(優勝した)中津北に大差で負けた。その試合は衝撃的で、上を目指すには足りないことばかりだと痛感した」と井上聖也監督。選手も同じことを感じていたからこそ、夏場のきつい練習を乗り越えることができた。ロードワークを増やし、機械を使った筋力トレーニングにも弱音を吐くことはなかった。
ウインターカップ県予選は総仕上げとなる