ヴェルスパレディース 九州リーグ昇格に向け、3度目の決戦に挑む
2017/11/30
- ヴェルスパ大分
最終節を残して優勝を決めたヴェルスパ大分レディース。今季の県女子サッカーリーグで3度目の制覇を成し遂げた。来年1月に開催される九州女子サッカーリーグ・チャレンジカップの出場権を獲得し、Qリーグ(九州リーグ)昇格に向けてチームの士気は高い。
クラブ設立4年目となるチームは、中学1年生から社会人までと選手の年齢層は幅広い。荒川幸大監督は「突出した選手はいないが、技術が高く、全員の意識は高い」と話し、今季はパスの精度を高め、個の力に依存しない連動性の高いサッカーを目指した。
リーグ戦を通して戦術は浸透し、組織力は高まった。チームを引っ張る最年長の姫野加奈子が「ゴール前でワンツーが決まり、そこから得点できるようになった」と言えば、今季から新加入の森山久美は「速攻と遅攻を使い分けることができるようになった」と手応えを口にした。
チーム得点源、精神的支柱となる姫野