ヴェルスパ大分 シーズン総括 国体制すもリーグ戦は後半で失速 【大分県】

2022/11/27
  • ヴェルスパ大分

 ヴェルスパ大分は今季最終戦で、クリアソン新宿に1-1で引き分け、リーグ戦は12勝7分11敗、8位でシーズンを終えた。目標のJ3昇格には届かなかったが、栃木国体では単独チームで出場して優勝するなど収穫もあった。

 

 山橋貴史監督が指揮して3年目の今季は、昨年からメンバーが大きく変わることなく、細部まで戦術を浸透させるはずだったがかみ合わなかった。特に前半戦は下位チームとの試合で取りこぼしが目立ち、勝ち点を積み上げることができなかったことで勢いに乗れなかった。それでもコンディションを最優先し、メンバーを固定せずに戦ったことで選手層が厚くなったのは確かだ。夏場の連戦を乗り切り、栃木国体での優勝につなげたが、振り返ればそこが今季のピークだった。10月以降は連敗が重なり、ヴィアティン三重に0-7で大敗するなど、目を覆いたくなるような失速ぶりだった。

 

今季14得点で得点ランキング2位タイとなった前田央樹

 

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