ヴェルスパ大分 シーズン総括 成長を感じた充実のシーズン

2021/12/08
  • ヴェルスパ大分

 最終戦で今季の集大成を見せたヴェルスパ大分。ヴィアティン三重に2-0で勝利し、19勝5分8敗で3位、J F L連覇はかなわなかったが山橋貴史監督が指揮して1年目のシーズンは、来季に期待を抱くには十分のシーズンとなった。

 

 三重戦は90分間にわたって主導権を渡さなかった。立ち上がりから局面での競り合いは激しく、リードして折り返した後半は、相手の猛攻を受ける時間もあった。しかし、G K姫野昂志、ディフェンスリーダーの浦島貴大のベテランを中心に落ち着きを失わなかった。「ボールを動かす相手に対し、(マークを)はがされる場面もあった。それでも自分たちのリズムでない時も相手に流れを渡さず、コンパクトに守って試合をコントロールできた」と山橋監督が語るように、消耗戦になっても運動量は落ちず、集中力も切れないのが今季の大分だ。疲労の溜まるリーグ終盤戦に入って、前節まで5試合連続で無失点勝利。この試合も後半になって次第に足が止まってきた相手に対し、大分は序盤と変わらぬ守備強度でプレッシャーを掛け続けた。

 

最終戦でも高い守備強度で無失点に抑えた

 

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