ヴェルスパ大分 実戦をこなしながら戦術の浸透に取り組み中

2020/03/07
  • ヴェルスパ大分

 本来であれば開幕1週間前の臨戦態勢だったはずが、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにJFLリーグが延期となったヴェルスパ大分。29日の3節高知ユナイテッドSC戦に向けて仕切り直す。チームはリーグ中断後のイベントなどは自粛しているが、練習は続けている。須藤茂光監督は「決まったことなので仕方ない。もう一度鍛え直す」と話すように、時間ができたことを冷静に受け止めており、選手の状態や組み合わせなど再確認する時間に充てる。

 

 須藤体制3年目の今季は、目指すポゼッションサッカーが浸透し、揺るがぬ土台が築けている。選手の入れ替えはあったが、各ポジションで軸となる選手が残っており、過去2年間に比べてチーム戦術の浸透は速い。自分たちで主導権を握るためにパスをつなぎ、ゴールを目指す。在籍6年目のMF利根瑠偉は、「どのように攻めて、どう点を取るのか。そのために必要なことは何かを考えて動けるようになった」とチームの変化を感じている。

 

もう一度鍛え直すと話す須藤茂光監督

 

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