ヴェルスパ 2つのスタイルを使い分け、勝点を積み重ねる

2019/07/03
  • ヴェルスパ大分

後半戦に向け3つのテーマ

 

戦い方を使い分ける

試合を支配して押し切る

リズムのある時間帯で確実に点を奪う

 

 JFLで戦うヴェルスパ大分はリーグ戦13試合を終え、4勝4分5敗。勝点16で9位と中位にいる。勝ちきれない試合が続き、足踏みしている状況だ。

 要因は、各チームが大分のショートパスを主体とするサッカーに対して、ロングボールで対抗してきたことが挙げられる。「どこもウチのサッカーを研究している」(須藤茂光監督)というように、自分たちのリズムで試合を組み立てられず、結果的に無理な押し上げからカウンターを食らって失点するケースが目立っていた。

 

 この状況を受けてチームは12節から戦い方を変えた。相手と同じようにロングボール主体のスタイルに変更した。須藤監督は「Aプランだけでは長いシーズンを戦い抜けない。質は低いが、やり方ははっきりしている。動き出しのタイミングがつかみやすく、前を向いてプレーできるBプランも必要」と戦い方に幅を持たせた。

 

空中戦を主体とする戦い方が増えた

 

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