三好ヴァイセアドラー シーズン総括 新時代へ確かな一歩

2019/03/10
  • 大分三好ヴァイセアドラー

 昨季のVプレミアリーグ8チームに、Vチャレンジリーグの大分三好ヴァイセアドラーとVC長野トライデンツが加わった国内最高峰の新リーグ「Vリーグ男子1部」が初年度を終えた。10チームが3回対戦する総当たり戦で、大分三好は4勝23敗、勝点11で9位。クラブの規模、戦力を考えれば、世界トップクラスの助っ人外国人選手や日本代表選手が名を連ねるチームを相手に上々といえるだろう。

 

 シーズン前にフィリピンからサイドアタッカーのマーク・エスペホが加わった以外は大きな戦力を補強せず、攻撃的なバレーボールの構築を掲げていた。「結果は全く満足できないけど、選手がよく頑張ってくれた」。長丁場のリーグ戦を終えた小川貴史監督はすっきりした表情で振り返った。開幕から9連敗と、スタートダッシュに失敗。「高さ、パワー、スピード、全てで相手に上回られた。実力差は歴然だった」としながらも、「クイック攻撃が機能し、1セット目の入り方がいい時は簡単に負けない。今後に生かせる」と手応えを口にした。

 

新加入ながら大活躍したマーク・エスペホ

 

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