2020ルーキーファイル(ヴァイセアドラー) “映える”スパイカー、山田滉太

2020/04/21
  • 大分三好ヴァイセアドラー

 セッターでもなければリベロでもない。4月から大分三好ヴァイセアドラーの一員となった山田滉太の身長は175㌢。スパイカーとしては圧倒的に小さいが、最高到達点は335㌢あり、190㌢を超えるトップリーグのスパイカーたちに引けを取ることはない。小川貴史監督は「全身がバネのようで、肩が強くパンチ力がある」と即戦力として迎えた。

 

 小学4年でバレーボールを始めた時から、山田は自分より身長の高い選手と対峙し「どうすれば点が取れるかを考えてきた」。ブロックアウトや相手ブロックの裏をかく軽打など細かいプレーを磨いたが、それ以上に「どれだけ高く、どれだけ強く打てるか」を考え、努力を惜しまなかった。小さいから逃げるのでなく、真っ向勝負することこそが山田の信条だ。折れない心とミスをしても引きずらない精神面の強さで、これまで難敵をねじ伏せてきた。

 

チームになじみ、楽しんで練習ができている

 

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