バサジィ・バレー 新加入選手を迎え、底上げを図る

2019/03/29
  • バサジィ大分

 ようやく陣容が整いつつある。4年目のバサジィ大分6人制女子バレーボール部は6人の新部員を迎え、過去最大の15人体制となった。徳丸善基監督は「チームを強化するためには競争は必至」と歓迎する。

 

 これまで懸念材料の一つだった選手層。6人制女子バレーボールの社会人クラブチームが少ない県内で、「本気でバレーを続けたい人の受け皿になる」(徳丸監督)と地道に普及活動を続けた。転機となったのが昨年末にあった県6人制総合選手権大会での初優勝。「社会人でもバレーを真剣に取り組んでいる姿、バレーの楽しさを伝えたかった」とキャプテンの亀井亜由美。勝つことで認知されたこともあるが、ひたむきにボールを追う姿が見る者の心を打った。

 

 優勝したチームは、オフを挟み、1月中旬から始動した。徳丸監督は原点回帰を掲げ、「バサジィのスタイルはオープンバレー。高いトスを打つ。正確にセッターにレシーブを返す。この二つを徹底した」。高校までコンビバレー、高速バレーに馴染んだ新加入選手にとって、新たな挑戦であり、既存メンバーにとっては再確認の作業が続く。

 

チーム内競争で強化を図る徳丸善基監督

 

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