バサジィ・フットサル 確実に勝点を奪いプレーオフ目指す

2018/12/03
  • バサジィ大分

 12チームによる3回戦総当りのリーグ戦において、3巡目からバサジィ大分の戦い方には明らかな変化が見られる。伊藤雅範監督は「第2クール(2巡目)までは自分たちのスタイルを貫いてきたが、上位を狙うのであればプラスアルファが必要になる」と、開幕からのスタイルを捨て、確実に勝点を取る手堅い戦術に転換したのだ。

 

 転機となったのが2巡目の15節立川・府中アスレティックFC戦から始まった上位チームとの5連戦。結果は1分4敗と大きく負け越したが、そのうち4試合は僅差の勝負だった。「あの5連戦は引き分けに持ち込むこともできたが、勝点3を取るためにガチンコ勝負をした」と伊藤監督。あえて真っ向勝負を挑み、自分たちの力量を把握することで改善点が明確になった。

 

 「フィニッシュの部分で選手の駒が足りない」(伊藤監督)と元日本代表の山田ラファエルユウゴを11月に獲得した。山田は伊藤監督と現役時代に一緒にプレーしたことのある間柄。「監督のやりたいフットサル、自分が求められているプレーは分かっている」とチーム合流初日から積極的に選手とコミュニケーションを図り、すぐにチームに溶け込んだ。加入2週間後の22節エスポラーダ北海道戦に先発出場を果たすと、以降も試合に出続けている。

 

11月に加入した元日本代表の山田ラファエルユウゴ

 

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