バサジィ・バレー 本気で競技に打ち込むから楽しさがある

2018/12/01
  • バサジィ大分

 ただ、選手は仕事を抱えているため、練習は週3回。人数がそろわないこともあり実戦的な練習ができないことが多い。徳丸監督は「大会で結果が出せないのは試合勘が鈍っているのも要因の一つ。20、30人ぐらいになればチームは活気づくのだが」と頭を抱える。それでもチームの雰囲気はすこぶる良い。笑顔が多く、笑い声もあり、何より充実感が選手の顔から見て取れる。監督も個々の能力を伸ばそうと指導にも熱が入る。

 

 今年最後の大会となる県6人制バレーボール総合選手権が15日に始まる。7月の天皇杯・皇后杯全日本選手権大会大分県ラウンド以来の公式戦のため、いかに試合勘を取り戻せるかが鍵となる。亀井は「試合の入り方が大事になる。みんなの気持ちが乗れるようなトス回しをして、あらゆる状況を想定して試合を組み立てたい。攻撃パターンが増えたので、どんな試合をするか見てほしい。学生たちにバサジィでバレーをしたいと思ってもらえるような戦いをしたい」と話した。

 

「バサジィのバレーを見せたい」と話す亀井亜由美キャプテン

 

(柚野真也)

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