バサジィ・フットサル 育成型クラブへの転換
2018/01/24
- バサジィ大分
フットサルFリーグ2017/18シーズンで最下位となったバサジィ大分。ここ3シーズンは戦力を整えることができず、プレーオフ出場権(5位以内)を獲得できずにいる。同じ過ちを繰り返した過去に別れを告げるべく、クラブは育成型の道を歩み始めた。
かつて優勝候補に挙げられた頃は、実力のある外国籍選手らが在籍していた。しかし、好成績を残しても、彼らが去ると同時にチーム力は下降線をたどった。その反省から、クラブはより安定的に選手を育て、移籍だけに頼らないチームづくりへの道、すなわち「育成型クラブ」への転換を進めようとしている。
そのスタートとなる来年度、チームの下部組織を発足させる。「U-15(12〜14歳)」、「U-18(15〜17歳)」の二つの育成カテゴリーに加え、若手有望選手を集め、現在所属する若手選手とともに「サテライト(18〜21歳)」としてトップチームとは別に強化する。
専属のコーチ、トレーナーをつけて徹底して鍛え、力をつけた選手をトップチームに昇格させる。若い芽たちをいかにうまく、しかも早く戦力化するか。それは苦戦が続くFリーグを乗り切るためにも必要不可欠な要素であろう。
低迷が続いたチームは育成型の道を歩む