バサジィ大分 アスリート力を高め、チーム力に還元する中断期間 【大分県】
2024/09/22
- バサジィ大分
開幕から3連敗、その後は持ち直したが思うような結果を残せずに2カ月半の中断期間に入ったバサジィ大分。7月末に行われた9節・湘南戦に敗れ、1週間のオフを挟み、心身ともにリフレッシュした状態でリーグ再開に向けて動き出した。
長い中断期間は個人にフォーカスし、「アスリート力」の向上を目指している。特に前半の1カ月はフィジカルトレーニングに主眼を置き、筋力、持久力、瞬発力、敏しょう性、平衡性、柔軟性といった運動能力を高めた。狩野新監督は「まずはアスリートとしての能力を総合的に高めることを選手に求めた。もう一度、基礎の部分を見直したかった」と語る。
一方で、組織として戦う細かな部分を確認しながら実戦形式の練習を繰り返した。狩野監督がテーマに掲げる、個人能力を基に成り立つ「対人プレー」だ。1対1、2対2、3対2など、実戦で起こり得るシチュエーションを想定し、攻撃側は相手のマークを外す、守備側はスペースを埋めながらボールを奪うといったトレーニングが重点的に行われた。
組織として戦う細かな戦術を確認