バサジィ大分 連敗スタートとなったが、課題と収穫のあった2試合 【大分県】

2024/06/12
  • バサジィ大分

 勝機は十分にあったものの、「決定機で決めきれなかった」(橋本澪良)、「細かな部分でミスがある」(仁部屋和弘)など課題が見つかった開幕から2試合。2連敗スタートとなったが、収穫がなかったわけでもない。中でも、昨季の王者を迎えた2戦目の後半の攻撃には、見るべきものがあった。個々の能力が高く、攻撃力の高い名古屋に対し、相手エースに陣川凌、アタッカーに青大祐をマンマークで付かせた。これによって守備が安定し、カウンターから4度の決定機をつくった。

 

 守備力の高い陣川、スピードのある青を入れ、リシや仁部屋の守備の負担を減らした。攻撃に注力できたことが、この布陣の狙いだった。セット(メンバー)が変わっても、守備からカウンターの意識は強く、2度のポストに当たったシュートが1つでも入っていれば、結果は違うものになっていたに違いない。狩野新監督は「名古屋よりシュート本数は上回っていたし、攻撃の厚みがあった」と手応えを語っている。

 

開幕から2試合2得点の仁部屋和弘

 

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