バサジィ大分 昨季の好調時の主力が残留、外国籍選手がフィットすれば優勝も 【大分県】

2024/05/08
  • バサジィ大分

 今季からキャプテンとなった橋本澪良は、「若い選手が多いので、活気あるチームにしたい。タイトルを目指す」と力強く語る。チームは4月9日に始動し、恒例の高尾山公園の坂道などで走り込み、ベースとなる体力強化を終えた段階。戦術について狩野監督は「基本となる守備は変わらないが、攻撃時にリスクを背負って、ゴール前に人数をかけていく。(最前線に配置された)ピヴォのポジションに3人のブラジル人選手を入れ替えながら、それぞれが機能するように日本人選手との組み合わせを考えたい」とレベルアップを誓う。

 

 開幕に向けて高まる競争意識が、ハードなフィジカルトレーニングにも活気を与えていた。リーグ戦までの残り1カ月、公式戦となるカップ戦を挟みながら、戦術の落とし込みに時間を割く。戦力的には昨季とほぼ変わらない。しかし、ブラジル人選手がフィットすれば、チームとしては昨季以上のパフォーマンスが披露できるはずだ。となれば目指すのは悲願のタイトル獲得のみ。その道のりは決して平坦ではないが、十分に期待していいはずだ。

 

必勝祈願を終えたバサジィの選手、スタッフたち

 

 

(柚野真也)

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