バサジィ大分 新シーズンに向けて狩野新監督インタビュー 【大分県】
2024/03/31
- バサジィ大分
リーグ戦4位、全日本フットサル選手権ベスト8。バサジィ大分にとって昨シーズンは、実に意義深いものとなった。果たして狩野新監督はこの1年を、どのように評価しているのか。そして、新シーズンに向けてどのような強化プランを描いているのか。
Q:リーグ戦を4位に終え、全日本フットサル選手権は、どのように評価していますか?
リーグ戦をいい形で終えることができたので、その経験、勢いを発揮したかったのですが、目標とする優勝争いには届きませんでした。リーグ戦を終え、選手は契約のシビアな時期であり、思うような練習ができませんでした。積み重ねの部分が一旦リセットされ、リーグ戦のような集中力がなかった。それらを言い訳にはできませんが、歯車が合わなかったことは確かでした。
Q:ただ、準々決勝で敗れた浦安戦では、新シーズンに期待を持てる試合内容だったと思います。
確かに決定機は多くあり、攻撃的な部分は見せれたと思います。相手もアグレッシブなチームなので、守備から攻撃の部分で相手が上回った。そこに対して体力を使ってしまったのは課題です。
Q:監督として初めて1シーズンを指揮しましたが、どんなシーズンでしたか?
降格争いをしていたチームなので危機感しかなかったです。シーズン前半は守備の構築のところに時間をかけて徹底したので、楽しいフットサルはできなかったのは残念でした。外国人選手が途中で加入して、通訳も自分でしなければいけない。いろいろと大変なことが多かったです。ただ、後半戦は攻撃にフォーカスすることで選手の表情が変わった。やはりボールを持って、攻撃的なフットサルは楽しかったんだと思います。攻守両面で積み上げたものは大きかったと思っています。
チームを躍進させた狩野新監督