バサジィ大分・バレー 少数精鋭で天皇杯・皇后杯出場を目指す

2022/09/01
  • バサジィ大分

 社会人女子6人制バレーボールチームのバサジィ大分は、県代表として17日から始まる「天皇杯・皇后杯全日本選手権大会九州ブロック」に出場する。7月中旬にあった同県予選では選手のコンディションが良く、これまで積み上げた守備からの攻撃がスムーズだった。ただ、7月末のクラブカップ女子選手権大会のグループ戦では1勝1敗、目標としていた決勝トーナメントには届かなかった。

 

 豊島尚紀監督は、「全日本選手権の県予選では意図するバレーができ、うまくかみ合ったが、クラブカップでは一つ歯車が狂うと全てが機能しなくなった」と振り返る。今年1月にコーチから監督に就任した豊島監督は、つなぎのバレーを確立するために守備からテコ入れして、選手の意識を変えた。一発で攻撃を仕留めることができなくても、二度目、三度目のチャンスをつくり、粘り強く点を取る。半年余りで戦い方を浸透させたが、クラブカップでは僅差の勝負が続き、焦りから自分たちのスタイルを見失った。

 

選手のモチベーションを上げる豊島監督

 

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