バサジィ・バレー 徳丸善基コーチインタビュー(後編) 育成と強化、そして大分のバレーを語る

2017/10/04
  • バサジィ大分

6人制バレーを続けるならバサジィへ

 

Q:指導者となり3年過ぎました。現役時代にトップレベルを知っているからこそ、「なぜこの程度のプレーができないの?」と思うこともあるのでは?

A:歯がゆさを感じることはありますが、それをしっかり説明できない自分への腹立たしさがあります。選手は意図を説明すれば理解してプレーできる。僕は気になったこと、思っている理想の動きを言うようにしています。「こういう選手になってほしいからこういう練習をするといい」というように。

 

Q:指導するにあたってこれだけはする、これだけはしないという自分だけのルールはありますか?

A:練習で最初から「こうしよう」とは言わないようにしています。問題の解決方法を教えたり細かなことを決めつけないようにしています。自分なりの方法論を作り、解決策を考えるように設定しています。局面を自分たちで解決できれば、もっと上のレベルのプレーができると思います。

 

Q:今後、大分県で6人制が普及していくために必要なことは?

A:バサジィでプレーする選手が増えることじゃないですかね。クラブができて2年。どの活動も短期間で大きな結果を出すことは難しいですが、チームは「クラブ日本一を目指す」という方針を掲げているので、良い方向に動き出しているのは間違いない。ソフト、ハード両面での充実を図り、今後は県内の高校生が興味を持ち、練習に参加できるような試みを考えたいです。高校を卒業してもバレーを続けたい、上手くなりたいと思っている選手は、まずは練習を見に来てほしい。そして一緒にバレーをしたいですね。

 

バサジィで社会人クラブNo.1を目指す

 

(柚野真也)

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