バサジィ 9戦負けなしで暫定首位、着実に勝点を積み重ねる

2020/12/25
  • バサジィ大分

 バサジィ大分が快進撃を続けている。コロナ禍のリーグ戦のため各チームの残り試合数は異なるが、14試合を終えて大分は暫定首位にいる。10月24日のペスカドーラ町田戦から8連勝した快進撃の裏側を探る。

 

 12月20日のバルドラール浦安戦は引き分けに終わり、9連勝を逃した伊藤雅範監督は「選手たちは最後まで戦った。3点のリードを守り切れなかったのは事実。次の試合に向けて修正したい」と淡々と語った。昨季同様に堅守がチームコンセプトであることに変わりはない。勝つために最適な手段を選ぶ“勝利至上主義”の伊藤監督。強化プランに基づいた確固たる信念が存在する。

 

 開幕が予定より3カ月遅れとなった今季は、例年以上に走り込んでフィジカルを追い込んだ。試合終了まで運動量は落ちず、伊藤監督が求める“戦う姿勢”が今季は際立っている。キャプテンの森洸は、「あれだけ走ったのだから、どこと試合をしても走り負けることはない。走力だけではなく、気持ちの部分も強くなった」と話す。

 シーズンの半分を折り返した今も、週に一度は“フィジカルを追い込む日”が設定され、素走り中心のメニューをこなす。

 

8連勝を含む9戦負けなしのバサジィ

 

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