バサジィ 大ブレークの予感が漂う“重戦車” 小門勇太は止まらない

2020/09/30
  • バサジィ大分

 開幕3戦目で今季初黒星となったバサジィ大分。敗戦した湘南ベルマーレ戦ではG Kフィウーザの好セーブもあり、堅守をこじ開ける場面は少なかったが、チームで唯一の得点を決めたのが小門勇太だった。昨季から大分に加入した27歳は、フットサル日本代表に招集されることも増え、注目を集めている。小門自身、「日本代表に定着し、活躍できる選手になりたい」と意欲を示す。

 

 179㌢、85㌔と大柄のストライカーは、強じんな肉体を武器にコンタクトプレーをいとわず、自ら競ったボールをキープし、素早くターンさせ振り向きざまにシュートを狙う。現役時代の伊藤雅範監督をほうふつさせるプレーを得意とする。「体が強く、代表に呼ばれる実力がある。持ち味をもっと発揮してほしい」と指揮官。これまで以上に利き足の左を振り抜き、規格外のパワーシュートをネットに突き刺してほしいと期待する。

 

 今季は3試合で2得点と悪くはないスタートを切っている。サッカーからフットサルに転向し3年を過ごし、これまで未完の大器と呼ばれながらブレークと言えるシーズンを過ごしてはいない。昨季はけがで長期離脱することもあり、日本代表に定着するためにも、出場機会とゴールを増やし、結果を出すシーズンにしなければならない。2年目の大分で主力としてファーストセットの座を確保し、日増しに成長を遂げている。今季は過去最高のシーズンとなるはずだ。

 

ブレークの予感が漂う小門勇太

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ