バサジィ チームの最後のとりでとなる矢沢大夢

2020/09/16
  • バサジィ大分

 頼りになる守護神が帰ってきた。昨季、フウガドールすみだから185㌢、75㌔の大型ゴレイロ(G K)として加入した矢沢大夢だったが、9節のバルドラール浦安戦で左膝前十字靭帯(じんたい)断裂により長期離脱を強いられた。シーズン中の復帰はかなわずに不完全燃焼のシーズンとなっただけに、今季は万全を喫し、開幕からゴールを守っている。

 

 伊藤雅範監督は「サイズがあり、シュートストップも素晴らしい。ここ10年は日本代表のゴレイロとして活躍できる選手」と評価するように、滞在能力は高く、日本代表に定着しつつある。安定したセービング能力に加え、スローイングも正確。“最後のとりで”として存在感を示す。矢沢自身も日本代表の自覚、そしてチームの中心選手としての自覚が芽生え、「昨季は悔しい思いをしたので、今季はリーグ最少失点を目指して、チームの優勝に貢献したい」と話す。

 

開幕勝利に貢献した矢沢大夢

 

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