2020ルーキーファイル(バサジィ・バレー) 仲間に信頼されるセッターを目指す黒木菜穂

2020/05/31
  • バサジィ大分

 バサジィは、セッターにトスを合わせるのではなく、スパイカーの持ち味にセッターが合わせるスタイルだ。トスを高く上げることで、スパイクを打つ選手に時間が生まれる。その時間に相手を見て、判断できるというわけだ。黒木は、これまでと異なるスタイルを習得するために居残り練習で「バサジィ・スタイル」の習得に励む。

 

 目標は高校時代に成し遂げられなかった全国舞台に立つこと。「このチームで頑張れば日本一も夢ではない。日々の練習をしっかり自分のものにして、チームメートに信頼されるセッターになりたい」と黒木。バレーボールを始めた頃からポジションを変わったことがない、生粋のセッターだ。今はそれぞれの選手の特長を引き出すためにコミュニケーションを取り、最適なトスを上げる準備に余念がない。

 

全国大会で活躍することが目標と話す

 

 

(柚野真也)

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