2020ルーキーファイル(バサジィ・バレー) 攻撃の要として期待される中村彩乃

2020/05/26
  • バサジィ大分

 高校の頃は主にライトポジションでプレーした。「大きな選手ではないがジャンプ力があり、高さがある。スパイクをコースに打ち分けることができる。攻撃の要として期待している」とはスタッフの評価だ。中村は「自分にはコレという武器はないがレシーブもスパイクもでき、レフトもセンターもできるオールラウンダーになりたい」と意気込む。

 

 課題はこれまでの新加入の選手の悩みと同じで、中村は「早い攻撃が主体だった高校の時とバレーのスタイルが違う。スパイクを打つまでに時間があるので助走や打ち方も全く違う。慣れるまで大変だけど、生活環境の変化と同じように適応力が必要」と話す。同じポジションの選手は多く、どれだけ早くチームの戦力になれるかが試される。

 

 「大きな大会が冬までないので、焦らずにチームのやり方を理解して自分の良さを出したい」と中村。秘めた思いを胸に新たな場所で、新たなバレーボールスタイルへの挑戦を楽しんでいる。

 

「自分の良さを出したい」と話した

 

 

(柚野真也)

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