2020ルーキーファイル(バサジィ) サテライトから初のトップ行きを手にした赤木大星

2020/04/15
  • バサジィ大分

 小・中学はブルーウイング、高校は大分高校。大分市出身の赤木に対しファンの期待も大きく、本人も自覚している。「トップになってから意識するようになった。プレッシャーはあるが、注目されてうれしい。大分出身の仁部屋和弘さんのように苦しいときにチームを救える選手になりたい」と偉大な先輩を手本にする。これからは一日中フットサルに集中できる環境となる。「サテライトとは違い、通用しなかったら終わり。悔いを残さないように、この1年間はとにかくガムシャラに全力を出し切る」。新人とはいえ、1年目から勝負の年となる。レベルは一気に上がり、ポジション争いはし烈だ。

 

 23歳のルーキーは、今日、そして明日からの自分を冷静に見つめている。全国高校サッカー選手権に出場できず、サッカーからフットサルに転向して、思うようにプレーできずに苦しんだ。サテライトに入ってからもトップチームとのレベルの差を日々痛感させられたりもした。スムーズにキャリアを積んできたエリートではない。だからこそ今の自分がある。「ようやくスタートラインに立ったに過ぎない。これからが勝負」。くすぶっている暇はない。

 

今季を勝負の年と位置付ける

 

 

(柚野真也)

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