大分トリニータ 輝き続ける歴史と未来への期待 【大分県】
2024/12/30
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2024年、大分トリニータはクラブ創設30周年を迎えた。22日の記念試合は、これまでの歴史を彩ってきた総勢55人のレジェンドたちが集結し、クラブが積み重ねてきた年月の重みを感じさせるものとなった。今季J2リーグを16位で終えたトリニータ。その歴史を支えてきたレジェンドたちは、チームへの思いと未来への期待を熱く語った。
皇甫官
1995年、大分トリニティ(現・大分トリニータ)に入団した皇甫官氏。選手としてはわずか2年の在籍期間ながら、54試合で27得点を記録。2005年、2010年にはトップチームを指揮した、クラブの基礎を築いた存在だ。
「やはり、一番の思い出は初めて練習場に行ったときのことです。土のグラウンドで汗を流した記憶が今でも鮮明に残っています。その後に監督やフロントとして関わり、ヤマザキナビスコ(現YBCルヴァン)・カップで優勝した瞬間も特別でしたね」
皇甫官氏にとって、トリニータの歴史は自身の人生の軌跡そのものだという。苦楽を共にした日々が、心の財産となっている。
「そんな思い出が詰まったチームだからこそ、来年はJ1昇格を成し遂げてほしい」と語る瞳には、今も変わらぬ熱い思いが宿っていた。