大分トリニータU-18 プレミアリーグプレーオフに向けて上向き 【大分県】

2024/10/16
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 九州の強豪クラブや高校が年間のリーグ戦を戦う「プリンスリーグ九州」が大詰めを迎えている。大分トリニータU-18は現在勝ち点28で暫定3位。残り3試合で上位2チームに与えられる「プレミアリーグプレーオフ」の出場権獲得を目指す。山﨑雅人監督は「残り試合すべてに勝たなければ上にいけない。そのための準備をするだけ」と一戦必勝を掲げる。

 

 チームは夏場以降、調子を上げている。課題であった得点力は、シュートで終えることを意識することで解消した。現役時代はストライカーとして活躍した山﨑監督は「これまでもチャンスはつくれていたが、思いきりの良さが足りなかった。シュートを打たなければ得点は生まれない」と選手に伝えた。

 

 ペナルティエリア付近にボールを運んだら、相手との間合いが1mでもあればミドルレンジから積極的にゴールを狙う。シュートを打つことで、守備ブロックを作っていた相手はシュートモーションに入ったときに誰かが詰めなくてはいけなくなる。そうすれば当然のように相手のマークがずれて、そこではじめてチームが目指す数的優位を作って打開する攻撃が生きてくる。「単純なことを言っているようかもしれないが、相手を脅かすのは戦術でもシステムでもなく、絶対にシュートだ」(山﨑監督)。

 

チームをまとめるキャプテンの後藤雅人

 

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