大分トリニータ 自らの存在意義をアピールする松岡颯人 【大分県】
2024/03/27
- 大分トリニータ
プロの道に進み3カ月弱。大分トリニータU-18からトップチームに昇格したMF松岡颯人は、リーグ戦デビューに向けてアピールする日々を過ごす。杵築市出身の地元っ子は、先月6日のルヴァンカップ1回戦でプロデビューを果たした。試合後に松岡は「試合に出る準備はいつもしていた。緊張せずに楽しむことができたが、チームとしても個人としても結果がほしかった」と悔しさをにじませながらも、自分の存在価値を証明できたという彼なりの自信があったはずだ。
中盤の底に位置するボランチを務めている松岡だが、彼の魅力はパスセンスとプレーエリアの広さに集約されている。運動量が豊富で、視野が広く、多方向にボールを散らして攻撃にリズムを与える。フィジカルとプレー強度に少々の物足りなさはあるが、彼の持つポテンシャルは測り知れない。西山哲平GMは「才能はあるが、まだ原石。あとはどれだけ自分を磨き、輝かせることができるか」と期待する。
プロ1年目となる松岡颯人