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トリニータ 伊佐耕平インタビュー「どの試合も負けられないし、僕たちがやることは変わらない」

トリニータ 伊佐耕平インタビュー「どの試合も負けられないし、僕たちがやることは変わらない」

 大分トリニータは5月7日、レゾナックドーム大分でツエーゲン金沢と対戦する。FW伊佐耕平にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は5月5日付本紙に掲載)

 

 今季、立ち上げの際「世界一トランジション(切り替え)の早いチームを目指したい」と宣言した伊佐耕平選手。「守備の一番最初と攻撃の一番最後」という意識で、ピッチを縦横無尽に駆け巡っている。

 

スタートダッシュは最高でしたね。  

 今季はスタメンの中に、今まで苦労してきたシゲ(茂選手)だったりジュンヤ(野嶽選手)だったり、すごく踏ん張れる選手が多いので結果が出ているのかなと思います。でも、終始圧倒しているわけではなく、セットプレーなどで流れをギリギリ引き寄せているようにも感じています。

 

ミーティングでは、本音を出し合っていると聞きました。

 ウメさん(梅崎選手)がきっかけをつくって、ヤマトさん(町田選手)や高木駿さん、長沢駿さんらが引っ張ってくれて、そういう環境が生まれているのかなと思います。

磐田戦で今季初ゴール。ゴールへの執着心が高まったのでは?  

 ゴールに対しては、それほど欲はありません。誰が点を取ってもいい。仮に僕が無得点でも、昇格できるならそれでいい。とにかく勝利することが最優先です。

 

連戦の疲れはどうですか?  

 (自分もチームも)大きなけががないので、そこはプラスかなと思っています。

 

チームは足踏み状態です。次戦、どういう戦い方をしていきますか?

 どの試合も負けられないし、僕たちがやることは変わりません。相手が蹴ってこようが、つないでこようが、早くプレスをかけてなるべく自由にプレーさせないことが大事です。今季は、チーム全体として守備の意識が強くなっていることが大きいです。サポーターはもちろん、大分の子どもたちのためにも、来季J1でプレーすることが一番だと思います。

 

(小野郁)