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トリニータ 増山朝陽インタビュー「周りをうまく使いながら、プレーの幅や選択肢を広げている」

トリニータ 増山朝陽インタビュー「周りをうまく使いながら、プレーの幅や選択肢を広げている」

 大分トリニータは10月1日、昭和電工ドーム大分でV・ファーレン長崎と対戦する。MF増山朝陽にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は9月30日付本紙に掲載)

 

 前節、ホーム甲府戦のアディショナルタイムで劇的勝利を挙げ暫定5位に浮上したトリニータ。「僕たちは調子がいい。次もしっかり戦って順位を上げていきたい」と話す増山朝陽選手。強靭(きょうじん)なフィジカルと突破力でチームに勝利をもたらす。

 

最近は左サイドでの出場が多いですが、試合中の交代時は右サイドでプレーすることもありますね。

 そうですね。左サイドは自分でもカットインしたり、中盤の選手やミサくん(三竿雄斗選手)らが攻撃参加してくれたりなど、周りをうまく使いながら、プレーの幅や選択肢が広がります。一方、右は自分で縦に行けるのでどちらのポジションもいいかな。

 

たびたび好機を演出していますが、手応えは?

 トレーニングを続けてきた部分が強化できていると思います。体幹などはもっと鍛えて、J 1でも通用できる体づくりをしていきたいです。

今季、新たに取り組んだことはありますか?

 今までは犬2匹との暮らしでしたが、結婚して食事面などが大きく変わりメンタル的にも良かったと思います。かっこいいところを見せられるよう頑張ります。

 

試合は追いついたり、追いつかれたりという状況ですが、どう捉えていますか?

 チームとして、声掛けなどの細かい部分をもっと詰めていくことが大事だと話しています。勝てた試合はセカンドボールを拾えたりと、いい感じでボールをシャットアウトできています。いい守備からいい攻撃につなげられるよう、粘り強く戦って勝ち、順位を上げていきたいです。

 

サポーターにメッセージを。  

 アウェーは大分から行きにくい地域が多い中、たくさん来てくれて、一緒に戦ってくれていると思います。僕たち選手のことをすごく尊重してくれる気持ちも伝わってきます。僕たちはそれに応えるために、もっと頑張らなきゃいけない。ホームで勝利を届けて、サポーターたちみんなで喜びを分かち合えたら幸せだなと思います。

 

(小野郁)