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トリニータ 三竿雄斗インタビュー「一戦一戦、決勝戦みたいな気持ちで臨む」

トリニータ 三竿雄斗インタビュー「一戦一戦、決勝戦みたいな気持ちで臨む」

 大分トリニータは9月10日、昭和電工ドーム大分でベガルタ仙台と対戦する。DF三竿雄斗にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は9月9日付本紙に掲載)  

 

 試合中、最終ラインから前線へと何度も駆け上がる三竿雄斗選手。「残り試合、全勝できる確率はゼロではないので覚悟を持ってプレーしたい。足りなかったらブーイングしてもらって構わない」とサポーターに向けてメッセージを送った。

 

 

今の戦績をどう捉えていますか。

 昇格を目指している中で負けや引き分けでは上には行けません。とにかく勝たなきゃいけないので、引き分けは負けに等しいと考えています。運動量や球際、割り切るところなど、チームとして本気で勝ちたいという気持ちがまだまだ足りないのかなと正直、感じます。

 

クロスを上げるとき、それぞれ特徴がある攻撃陣に対して、変化を付けていますか。

 それぞれペナルティーエリアに入ったら脅威となる選手ばかりだし、欲しいボールが分かっているので、良い状態で受けられるようなボールを供給できればと思っています。

 

 

勝ち切るために重要なことは。  

 攻撃と守備は別のものではなく、つながっているので、連動してアプローチするところや強度もまだまだ足りないのかなと思います。 相手に合わせた戦術うんぬんより、自分たちの目指しているサッカーをやりながら両方求めていければいいと思いますが、まずは自分たちのストロングというか、「昇格する!」という気持ちを前面に押し出したプレーを見せたいです。

 

この時期、大事になることは。  

 個人としては次の試合で最高のパフォーマンスを発揮するために精神的な面も含めて100%の準備をすることが一番だと思っています。 チームとしては一戦一戦、決勝戦みたいな気持ちで臨む。個々のモチベーションや思いは別々でいいけれど、ピッチに立ったら勝つために一人一人がやるべきプレーを責任持ってする。自分もチームのみんなも自動昇格を諦めていません。

 

(小野郁)