大分トリニータ 残り3試合、全てを捧げて残留をつかみ取れ

2021/11/19
  • 大分トリニータ

 残り3試合で残留圏までの勝点差は5。残る対戦相手を見渡しても残留を勝ち取るのは至難の業に見える。それでも自ら狭めてしまった残留への細い道を、もう一度チーム一丸となって切り開いていかなければ、「一致団結」をスローガンに掲げた意味がない。

 

 「目の前の試合に勝つだけ。勝つために高い意識で準備してきたことでトライするだけ。1対1、球際、ゴール前の攻防、そういったところでどれだけ戦えるかが重要だ」。片野坂知宏監督は、「体を張って、粘り強く戦う姿が大分の良さだ」と言う。ここまで来たら、戦術うんぬんではなく、気持ちの部分が勝負を分けることは言うまでもない。個人のパワー、技術で劣る部分を運動量と素早い攻守の切り替えで補い、仲間のミスは全員が体を張ってカバーしていく。サッカーの原点とも言えるこのテーマに90分間こだわり続けることで、チームは息を吹き返すのだ。

 

「目の前の試合に勝つだけ」と片野坂知宏監督

 

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